整備開始 Coleman PowerHouse 426B

ossan1968

2011年11月12日 18:15

先日、米国から届いたスリーバーナー・426Bの整備を開始しました。

取り急ぎOリングは近所のホムセンでゴム製のOリングを購入しました。
目測で内径17mm、外径22mmを購入しましたが微妙に大きく少し切って外径、内径ともに小さくして使用しました。
Oリングに切れ目が入りましたが使用に問題はありませんでした。



Oリングが大きすぎたので切断して小さくした切れ目ありです。
予想通り燃料タンクキャップの気密性が回復するとポンピング・タンク内の空気圧縮が可能でした。
ここはまったく問題なし。


ポンピング部分に油をさしました。
ストロークする棒の根元部分にあるカップの穴から。




ポンピング、タンク内の空気圧縮後、空気漏れおこしそうなところに石鹸水を塗って燃料バルブの動作確認及び空気漏れをチェックしました。
燃料バルブは問題なさそうです。
バルブの右にひねると勢いおくジェネレーターの先端から空気がシュワーという音とともに出てきます。
バルブを閉じると空気も停まります。
しかし各部の空気漏れチェックでは問題発生していました。
ジェネレーター付け根とかは問題なかったのですが、燃料調整バルブの裏の部分から少々の空気漏れを発見しました。
石鹸水が泡になっています。
この部分はバーナーに限らずランタンでもガス漏れがおきやすい箇所です。
少量の漏れなのでほっといても使えそうですが、燃費も悪くなりし精神衛生上もよくありません。
なんとかしないといけません。




スパナでこの部分を増し締めします。
あまり締めすぎると内部のパッキングを破損するので注意。
というか、締めすぎると燃料調整バルブがきつくて回せなくなりますのでガス漏れしない程度を見極めて増し締めします。


石鹸水を再度つけてチェック。
ガス漏れがなくなりました。




ガス漏れしやすい箇所を石鹸水をつけてチェック。
どうやらガス漏れはないもようです。

とりあえずこれで燃料タンク周りの整備は終了です。
ガス漏れ無し、燃料調整バルブ良好、圧縮良好です。
タンクキャップのOリングはゴム製なので耐ガソリン性能のあるものに交換しますが取り急ぎ圧縮ができるようになったので着火試験まではこれで行きます。

後は着火試験のみ。

ジェネレーターの差込口・・・。
ここでまたガス漏れが生じていそうな・・・。

仕上げに家にあった紙やすりで磨きました。
真鍮の地肌があらわになり光っております。










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